なんか急に右膝が痛くなっちゃって、そんな事今までなかったのに、もしやこれが老化！？
体調が悪かったり、痛い所があると、とたんに弱気になってしまうわたし。元気な時は気にも留めないけれど「どこも痛くなくて働けて、毎日が過ごせるって実はとっても幸せな事なんだよね」と膝をマッサージしつつ感じています。
毎年12月には笠間に行って、大﨑透さんの作品展『陶の動物園』で来年の干支の焼き物を買うことが恒例行事となっているので、膝は痛いけれど友達F子の運転で笠間～益子へ行ってきました。
今年のお正月に「年のせいもあり、仕事を続けることが大変きつくなってきました、体力的な事もあり今年の春頃までに作陶を終了する予定です」と年賀状をいただいていたけれど、展示会こそないけれど、今までの作品は購入することができるんじゃないかと思い出掛けていきましたが、お目当ての巳年の置物は買うことができませんでした。悲しい。
健康と同じで、いつまでもこのまま続くと思っていることも、決して永遠ではないんだな、思い立った時に『行きたいところへ行き、やりたいことをして、会いたい人には会っておかないと』あらためてそう感じました。
干支の置物も買えずさみしい気持ちになったけど、せっかく笠間まで来たので、益子まで足を延ばし何年か前に行ったパン屋さんに行くことに
お店の名前はわからいなけれど、友達の「店名に数字が入っていた気がする」という抜群の記憶力から益子パン屋で検索するとすぐに見つかりました。今はいろいろ便利よね。
Boulange770（ブーランジュ770）
店名のBoulange（ブーランジュ）は仏語で製パン業という意味だそうです。
大谷石を土台にした素敵なお店。国産小麦と天然酵母を使ったハード系のパン屋さんです。
看板も手作り
大谷石を使ったカウンターの上には素敵にラッピングされた焼き菓子がならんでいます。
ちょっと写真に写っていないけれど、アーモンドをチョコレートとココアでコーティングした「アマンド・ショコラ」は寒い時期の限定だそうです。
バターの風味が豊かなざっくりクッキー
こちらの棚は、登り窯カレーとミートソース。カレーは栃木産のもち豚と玉ねぎの甘味が溶け込んだカレー、ミートソースも栃木産のもち豚が使われていて、数種類の野菜をトマトでじっくり煮込んで作られています。ソースはやや甘口に作ってあるそうです。
ピザもとっても美味しそうでした。今度買ってみようかな。
クリスマスに向けてのシュトーレンも売っています。どんぐりやハーブでリースを作り、赤いリボンが巻かれたパッケージがとっても素敵！
下の段にはいろいろな植物油。版画で作られた缶のデザインがかわいらしくこれまた欲しくなってしまいます。
見ているだけでもウキウキと楽しい気持ちになって来ます。
１２時を回り、おなかもペコペコだったのでお昼はクロックムッシュを買って食べることにしました。
お店の外にスチームオーブンが置いてありベンチで庭を見ながら食べられるようになっています。
「珈琲が飲みたかったね」なんてF子と話していたら、店内で一緒だったご婦人がピザを小脇にかかえながら「もし良かったら、家がすぐそこだから一緒に家で食べない？珈琲ぐらいだったら淹れるわよ」と声をかけてくれました。
なんて素敵な人！さらりと家で一緒に食べない？なんて誘ってくれて、とっても行きたい！と思ったのですが、何もお返しするものも無いしドウシヨウ・・・ひとりだったら焼き菓子でも買ってお言葉に甘えたかもしれないけれど、今回は丁寧にお断りして帰ってきました。本当にさらりと素敵な女性でした。
「こころに余裕がある素敵な人」わたしもそんな女性になりたいわ。
お店で温めたクロックムッシュを持ち、近くの道の駅ましこまで移動です。
外のベンチは寒そうなので車の中でいただきました。パン・ド・ミはもっちりとして香ばしく焼けています。上に乗ったホワイトソースもハムもチーズもボリュームたっぷりです。
ポテトはあんまり好きじゃないけれど（なぜ買った）皮付きのジャガイモに、ほどよく塩が効いてカリッと美味しかった。これで500円は大満足の安上がりなランチです。
道の駅で買ったきのこのポタージュも濃厚でとっても美味しかった。きのこ風味ではなく、マッシュルームやいろいろなきのこを使い生クリームでのばした本格的なポタージュで、パンやポテトに良く合います。スープは道の駅に置かれたレンジで温めることができますよ。
道の駅ましこでも『Boulange770』さんのパン、焼き菓子、クロックムッシュ、アイスクリームも売られていたので、お店で買えなかったアイスも食べてみました。
ジェラートに近いさらっとした、これまた美味しいアイスクリーム。ホワイトチョコレートのほかにいろいろな種類がありましたよ。通販もあるみたいです。
道の駅楽しい！
道の駅ましこ GoogleMap
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