成田山新勝寺 初詣

みなさんは初詣行かれましたか?今年は人混みを避けるため、小寒から大寒にかけ一年で一番寒い時期、朝早い時間に成田山新勝寺へ行ってきました。

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成田山新勝寺の初詣の参拝は明治神宮に次いで第二位

成田山新勝寺は初詣の参拝者数が、明治神宮に次いで第二位ととても人気のあるお寺です。毎年約305万人を超える初詣参拝者で賑わい、古くから「成田のお不動さま」として大変親しまれてきました。

大晦日の夜、除夜の鐘が鳴る頃には、国道51号線は成田山新勝寺に向かう車が長い列をなし、毎年お正月は一年でいちばんの賑わいを見せています。

初詣期間は成田山参道は通行止め 歩行者天国になります。

初詣の参拝客で賑わう時期、成田山に続く参道は通行止めになります。電車または、近隣の駐車場に車を停め初詣にお出かけ下さい。京成成田駅前に大きな立体駐車場が2ヶ所、その他平面駐車場が2ヶ所、JR成田駅西口にも駐車場が沢山あります。

また、成田市役所駐車場が土日、祝祭日の8時から18時まで無料開放されていますので、少し歩くようにはなりますがおすすめです。

JR成田駅前「成田からくり時計」

JR成田駅前(参道口)の広場には「成田からくり時計」があります。一時間ごとに約4分間、からくり人形が稼働します。

第一景は、成田の風物詩「成田祇園祭」をイメージしたお囃子の演奏です。第二景は歌舞伎をモチーフにしたからくりで「歌舞伎のまち成田」を紹介しています。わたしもまだじっくりと見た事がないので、時間を作って見てみようと思います。

JR成田駅前(参道口)の広場には「成田からくり時計」があります。

  • 稼働時間:日曜日〜木曜日 8時から20時
  • 稼働時間:金曜日・土曜日 8時から22時

参道を進み成田山新勝寺に

混まないうちにと、いそいそと早起きして行きましたが、2月の「節分会」までは、初詣の参拝に訪れる人が多く、参道にも屋台が沢山並びとても賑わっていました。まだまだお昼には早い時間ですが鰻屋さんの店先には、整理券を求める人の長い列ができています。

参拝前に整理券をもらい、ゆっくり初詣を済ませてから食事に行く方が待ち時間が短く時間を有効に使えそうです。

成田山の表玄関 総門(そうもん)がお出迎え

開基1070年記念事業により2008年に健立された、総欅(けやき)造りの総門です。十二支の木彫が施され、楼上には八体の生まれ守本尊が奉安されているそうです。

生まれ守本尊

  • 千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)子年生まれ
  • 虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)丑年・寅年生まれ
  • 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)卯年生まれ
  • 普賢菩薩(ふげんぼさつ)辰年・巳年生まれ
  • 勢至菩薩(せいしぼさつ)午年生まれ
  • 大日如来(だいにちにょらい)未年・申年生まれ
  • 不動明王(ふどうみょうおう)酉年生まれ

総門をくぐる際、十二支の自分の干支の下を通るとご利益があるんだとか・・・

総門前の広場では毎月28日に「成田山開運不動市」という骨董市が開催されるそうです。

  • 開催日:毎月28日 ※1月は休止
  • 時間:7時〜16時
  • トイレ:総門前広場に有り

縁起物の熊手やお正月飾りの出店が賑やかです

総門をくぐると、縁起物の熊手やだるま、正月飾りを売る出店が賑やかです。

総欅造りの仁王門は国の重要文化財です

正面には仁王門が見えます。成田山新勝寺の仁王門は三間一戸八脚門(さんげんいっこのはっきゃくもん)で1831年に再建されました。

門の右手側には口を開いた阿形の那羅延金剛像(ならえんこんごうぞう)門の左手側には口を閉じた吽形の密迹金剛像(みっしゃくこんごうぞう)を奉安しています。

また門の裏側には仏心を起こさせる広目天と、人々に福徳を授ける多聞天が安置されています。

門の中央で、ひと際目を引く赤い提灯は、東京築地の魚河岸の旦那衆が1968年に奉納したものです。紙張りのように見えますが、骨部分は青銅でできており、重量は800キロもあるそうです。

仁王門に登る階段は、手すりはついていますが、かなり急勾配なので、お年を召した方や階段が苦手な方は、左奥の緩やかな階段を利用するか、エレベーターをお使いください。

階段下左手側に、勾配の緩やかな階段があります。

左の奥にはトイレとエレベーターがあります。

天気のいい日は、たくさんの亀が甲羅干しをしています。

仁王門をくぐり石橋の両脇には池があり、天気のいい日は亀が甲羅干しをする様子が見られます。亀が乗っている岩も亀の形をしているんですよ。右側の石像は「獅子の子落とし」でしょうか。

大本殿と三重塔

さらに急勾配の階段を登りきると、いよいよ大本殿に到着です。まだ8時台と早い時間帯でしたのでそれほど混んではいませんでした。

大本堂は1968年健立。成田山新勝寺で最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場です。

大本堂右手側には鮮やかな色彩の三重塔があります。三重塔は1712年に健立された重要文化財です。総高25mで塔の中には大日如来を中心に五知如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻が巡らされています。雲水紋の彫刻が施された各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので、一枚垂木と呼ばれているそうです。

色彩が鮮やかで美しい三重塔

青い空によく映えます。

成田山新勝寺 境内マップ 

境内の諸堂

境内のトイレ・エレベーターなどの施設

御護摩受付所の横には、各国の言語で書かれたパンフレットが用意されていました。

日本語版は木版画家の木田安彦さんの作品で成田山が描かれています。

温かみがあってとても素敵です。

成田山公園 1月

成田山公園の梅の木には、ちらほらと梅の花が咲いていました。手入れされた庭は冬枯れていても素敵です。赤い椿の木の根元にかわいい仔猫が休んでいましたよ。

初詣をすませ、公園を散策している方が沢山いらっしゃいました。みなさん本当に朝がはやい!

水辺の鳥たちも、まだ朝早く気温が上がらないので、朝日が当たる場所でじっと羽を休めていました。

龍智の池の向こう側に見える建物が書道美術館です。

朝の澄んだ空気の中ぶらぶら歩き、ゆったり時間が過ぎていきます。

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