【体験】湖面を渡る風を受け白い帆が美しい 霞ヶ浦 観光帆曳船(ほびきぶね)運行時期と乗り場案内

湖面を渡る風を受けて、真っ白な帆を張って進む帆曳船(ほびきぶね)は、霞ヶ浦の夏から秋にかけての風物詩です。

そんな帆曳船が、操業する様子を近くで見ることが出来ると聞き、霞ヶ浦へ行ってきました!

目次

ホワイトアイリス号に乗り出発

土浦駅のすぐ近くにあるラクスマリーナから13時30分発のホワイトアイリス号に乗り帆曳船が見られる霞ヶ浦に向かいます。遠くには筑波山がよく見えるいいお天気です。

運行期間

霞ヶ浦観光帆曳船は、霞ヶ浦に面する行方市、土浦市、かすみがうら市の3市がそれぞれ操業しています。操業する期間や運行時間、料金が異なりますので、それぞれの市にご確認の上ご利用ください。

  • かすみがうら市:7月から10月 毎週日曜日
  • 行方市:9月から11月     毎週土曜日、日曜日
  • 土浦市:7月から10月     毎週土曜日、日曜日、祝日

問い合わせ

  • かすみがうら市観光協会  TEL:029-897-1111
  • 行方市まちづくり推進機構 TEL:0291-32-7561(平日のみ)
  • 土浦市観光協会      TEL:029-824-2810
  • 土浦市観光案内所     TEL:029-821-4166
  • 土浦市商工観光課     TEL:029-826-1111(内線2705) 

料金

  • かすみがうら市:大人2,000円 小人1,000円(未就学児無料)
  • 行方市    :大人2,000円 小人1,000円(未就学児無料)
  • 土浦市    :大人1,570円 小人780円 (未就学児無料) 

※料金が変わっている場合もありますので、詳しくは直接お問い合わせください。

観光船 運行場所

  • かすみがうら市:畔の駅コハン かすみがうら市交流センター
  • 行方市:天王崎観光交流センター コテラス内
  • 行方市:霞ヶ浦ふれあいランド地先玉造桟橋
  • 土浦市:ラクスマリーナ

帆曳船観光の感想

9月の終わりに観光帆曳船を見に行きました。暑くもなく、霞ヶ浦の湖面の風は涼やかで、白い帆を張る帆曳船はとても素敵でした。

土浦市から運行しているホワイトアイリス号は、比較的大きな観光船でしたので、揺れる事もなく、船上で写真を撮影することができました。

ホワイトアイリス号

船はこのぐらいの大きさです。船上には座れるスペースもあり、屋根が付いているので、直射日光に晒される事なく快適!

小さめの観光船は、ボートぐらいのサイズになり、屋根は付いていません。

※画像のオレンジ色のライフジャケットを着用している方が乗っている船です。

帆曳船の近くまで行けますが、揺れが心配な方は大きめの観光船が安心かもしれません。

空と湖面の青と白い帆、水面がキラキラと光を放っています。

140年の歴史を伝える観光帆曳船

元々は観光用ではなく、帆曳船を使った縄漁法として考案されました。

凧の原理を応用し巨大な帆を張り風の力を受けて船を横流しし、水中の網を引きシラウオやわかさぎの漁に使われたそうです。

白い帆の大きさは高さ9メートル、幅14〜16メートルほどで、船体からはみ出すほどの大きさがあります。

明治時代に霞ヶ浦で考案され最盛期には900艘以上の白い帆が霞ヶ浦の湖面を覆ったそうです。

昭和40年代前半にトロール船へと変わって行きましたが、昭和46年に観光帆曳船として復活し、現在も霞ヶ浦に面する行方市、土浦市、かすみがうら市の3市で夏から秋にかけ操業されています。

平成30年には「霞ヶ浦の帆曳網漁の技術」が国選択無形民族文化財に選定されました。

一年に一度の合同操業

通常の帆曳船は、市ごとに期間を決めそれぞれに操業されますが、年に一度、3市の帆曳船が湖上に集結します。

さまざまな色の帆曳船が一同に会し、毎年注目と人気を集めています。

白い帆も素敵ですが

色とりどりの帆も鮮やかで素敵です。

今年の秋も観光帆曳船を見に行く予定です。

風を感じたお話でした。

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